IHADA サイトリニューアル

SNSから流入したユーザーが目的の商品を探しやすく。UI/UXの改善で実現したブランドサイトリニューアル
IHADAは、「薬用ケア」「治療ケア」「防御ケア」の3つのケアを通して肌トラブルに対応するスキンケアブランドです。
IHADAブランドサイトでは、SNSで話題となったUGC投稿をきっかけに訪問するユーザーが多く見られました。しかし、これらのユーザーが目的の商品ページが見つけづらいという課題がありました。
この課題を解決するため、UI/UXの観点から以下の点を中心にサイトをリニューアルしました。
①情報設計の見直しで目的の商品を探しやすく
まず、サイト全体の情報を整理し、各ページの目的を明確化しました。その上でサイト構造を再構築し、ユーザーが自然な流れでサイト内を回遊できるようにしました。
ページ内では、訴求するべき数多くの商品情報を優先順位をつけて精査し、簡潔で分かりやすい表現と配置を心がけました。
さらに、「商品を探す」ページを新設。ユーザーが自分に合った商品を効率的に見つけられるよう、商品カテゴリー/肌トラブル・原因/シリーズの3軸で商品を検索できる仕様にしました。
また、このページへの導線をユーザーの目に留まりやすい箇所に配置。目的の商品ページまでスムーズに移動できる設計を実現しました。
②立体的なグラフィックで信頼感を演出
旧サイトは、パッケージ内イラストをもとにした平面的なデザインでしたが、今回のリニューアルでは、ユーザーに使用シーンを想起させるリアルな世界観を求める要望がありました。
そのため、撮影によるグラフィックを採用し、パッケージの雰囲気と調和を図りながら信頼感や安心感を重視したビジュアルを制作しました。
撮影では、シンプルな背景に陰影を効果的に取り入れることで商品を強調。商品を堂々と見せることで、医薬品を取り扱うブランドとして、見ているユーザーに信頼感を与えるトンマナを実現しました。撮影のディレクションについても弊社で担当し、ブランド価値の向上に寄与するデザインを作成しました。
<ユーザーアクセスの状況>
商品訴求強化策の一環として新規作成した化粧水・乳液ページは、セッション数がTOPページの次に多く、薬用ローション個品ページと比較すると2.4倍となり、多くのユーザに閲覧していただけています。
※サイトリニューアル後すぐから2024/12/15まで継続して広告配信を実施していたため、数値の計測期間は2024/12/16~2025/1/13です。
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client
資生堂ジャパン株式会社
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YEAR
2024/09/20